セラミック治療

美しく健康な口元に

審美歯科治療は、機能回復を目的とする保険診療ではできない「美しさ」を追求した診療です。
美しさとは、セラミックなどを用いて見た目の良い人工歯を装着することだけでなく、患者さんのお口の中が健康であることも含みます。そのため当院では、金属アレルギーの心配がないメタルフリーの治療や、安全性が高い素材を使用した治療などを提供して、美しさと機能の両立を心がけています。

こんな歯のお悩み、
ありませんか?

このようなご希望の
患者さまが来院されています。

  • 何年か前に詰めた銀歯を白くしたい
  • 歯と歯茎の間の黒い部分をキレイにしたい
  • 1本だけ色の違う歯が気になる
  • 前歯の形や色、向きが気になる
  • 全体的に歯を白くしたい

当院ではCERECを
導入しております

CEREC(セレック)というのは、歯科専用のCAD/CAMシステムの名称です。
型取りの際に歯に型取り材を押し付けて行う作業を必要とせず、光学スキャナのデータをコンピューター上に取り込むことで完了します。
当院はスキャナを3台使用しており、症例に応じた使い分けが可能です。

取り込んだデータから詰め物・被せ物をコンピューター上で設計し、
院内の加工機にデータを送って技工物を仕上げるので、素早く無駄がない製作が可能です。

CEREC治療の特徴

  • POINT 01カメラでお口の中を撮影します

    光学印象

    光学スキャナで撮影するだけで型取りができるので、接触式の型取りで見られる嘔吐反射がなく、嫌な味やにおいを感じることもありません。時間的にも数十秒~数分で済みます。撮影データをコンピューターに取り込み、その場で技工物をデザインして院内の加工機で完成させます。麻酔が1回で済むこと、仮歯でいる必要が無いことなどのメリットもあります。

  • POINT 02金属アレルギーの原因除去

    保険診療の銀歯とは異なり、セラミックブロックから削りだして詰め物・被せ物を作ります。そのため金属アレルギーの原因となる金属を使わないメリットがあります。さらに、天然歯に近い白い素材を使うので、見た目の違和感も格段に少なく仕上がります。

  • POINT 03予防的修復

    むし歯、歯周病予防に効果的

    金属を使って詰め物・被せ物を作ると、天然歯との特性が違うことや、接着材が時間とともに溶け出すことなどから虫歯や歯周病のリスクが高まります。一方セレックを使った治療では、天然歯に近い物性を持つ素材を使いますし、接着剤も溶解しにくいので、虫歯や歯周病にかかりにくいメリットがあります。

被せ物の材質

審美歯科治療では主としてセラミックを使った治療を行います。
セラミックは保険診療で使う素材より天然歯に近い色合いを出すことができます。
セラミックを用いた被せ物にはオールセラミックスなどがあります。

ジルコニアオールセラミックス

材料 すべてセラミック
白さ・透明感が天然歯に近い
強度 強度にすぐれている
耐久性 金属と同レベルの強度
特徴 磨耗しにくく耐久性に優れている

金属修復と
CEREC修復の違い

被せ物の素材としては、セラミックの中でも特に耐久性が高く、汚れが付きにくいうえに生体親和性が高いジルコニアを多く使用します。
この場合は当日装着できないので、型取りをした日にはセレックシステムで作製した樹脂製の仮歯を装着します。
仮ではあっても高精度に作製しますし、生体親和性が高い素材を使用しますので、
最終的なジルコニアの被せ物ができるまで不快感なく使用していただくことができます。

保険診療による金属修復

保険診療で作る金属の技工物は、数年のうちに歯との隙間が生じることなどから、細菌が侵入して虫歯に再感染するリスクが少なくありません。再治療すると対象の歯をさらに削ることになりますから、歯を失う可能性が高まっていきます。

金属修復治療後

2次う蝕

CEREC治療におけるCAD/CAMによる修復

セレックを使った修復ならセラミックを使うことで耐久性が高くなります。セラミックでも全く壊れないわけではないですが、問題があっても小さな修復で使い続けることが可能です。また、虫歯になりにくいという大きなメリットもあります。

う蝕になっていた歯を
ラバーダムを用いて治療します。

う蝕を治療し、CAD/CAMによる
詰め物にて修復しました。

料金表

  • セラミックインレー・アンレー¥33,000〜44,000
  • セラミッククラウン(臼歯)¥110,000
  • セラミッククラウン(前歯)¥143,000
    ※表示価格に別途消費税がかかります。

※補綴物は材質や種類により、見た目や強度、歯を削る量に差が出たり、症例によっては使用できない場合があります。また、治療中に使用する薬剤がしみたり、痛みを生じる場合があります。